今日もいい天気ですね♪
すでにラジオ番組のように、毎朝これを書く事が日課になりつつあります。 今日はこれからスタジオワークなので、気持ちを音楽に向けています。 下の写真は、いわゆる『図形楽譜』と言われているものです。 図形楽譜とはサウンドアートの一種で、コンセプトや演奏記号をデフォルトしてあったり、 見た目の印象による演奏の違いをイメージしてあったりするものです。 Roman Haubenstock-Ramati (1919〜) "Concerto a tre" (1973) いったいどんな音が鳴るのでしょうね♪ 音楽には作者なりのコンセプトがあるものが私は好きです。 どんな音にも意味があるから。 まぁ、かっこよければいいじゃん。と思うかもしれないけど、 偶然に任せていると、毎日確実に良い音楽を生み出せるという確証は持てないからね。 クラシックの基本は音の存在意義にもっとも忠実なんじゃないかな。 残るものは録音物よりも楽譜なんだから。 それの正反対なものがインプロビゼーションやFREE JAZZ。 今を生きる。という音がある。 まぁ、本当にかっこいいものは稀だけど(俺にとって) 僕にもの凄く影響を与えてくれたエリック・ドルフィーは、 自身最後のアルバムでこう言っている。 When you hear music. after it's over,it's gone in the air.You can never capture it again. (音楽は聴き終えると、空中に消え去ってしまう。もう二度とそれを取り戻すことはできない。) さらに、自分にはこう聞こえます。 「だから、演奏者は自分が放つすべての音に責任をもたなければならない」 かぁぁぁっこいい♪(笑) THE 男らしい。 これは色んな事に言えるんじゃない? そんな中で偶然性を利用し、「無作為」を操る奇才、ジョン・ケージ。 彼のコンセプトワークは世界中の音楽に密かに影響を与えています。 彼のもっとも有名な作品 [ 4:33 ]はピアノのあるステージに立ち、 ピアノを弾くという行為をしないという一見かなりへそまがりな行為。 だが、本質は客席や会場に仕込まれたマイクや増幅装置のためのノイズミュージックが目的だった。 まぁ、これの評価はさておき、 目線を変える発想は、新しい何かを見つけてくれるよ。きっと。 今日も一日、何か素敵な事を見つけよう。 PR ∴ この記事にコメントする
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electronicaを中心に作品をリリース。同時にCM音楽やVP,webなど多様なサウンドデザインを生業とする。音楽と植物をこよなく愛し、美味しい珈琲と日常とゆとりを大切に過ごしています。
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