朝から秋の雨。
気持ちもしっとりとぽっかりとしています。 それは、たぶんCAMPSがあまりにも素晴らしかったから。 中秋の名月でもある10月2〜4日、 群馬県川場にある『星の降る森キャンプ場』 CAMPSという音楽イベントにno.9 orchestraとして出演してきました。 CAMPSは僕の親友hirokiもオーガナイザーの一人として創り上げている最も大切なパーティー。 他のスタッフも多くの友人が参加しているだけに、 ここでライブをするということが僕にとってどれだけ大切かは言うまでもありません。 CAMPSは他のパーティーとは大きく一線をはくします。 それは フェスでもレイブでもなく、キャンプの延長にあり、 食事にも空間にも、音楽にも芸術にも、友情にも愛情にも、全てにおいて手作りで、 手を抜かないこだわりのあるキャンプだということ。 写真が無いので、 ぜひ見て欲しいその空間も書いて説明するしかないんだけど、 会場全体に愛のあるデコや絵が所狭しとならび、 空を見上げれば、スタッフ全員の手作りの旗がカラフルに空に溶け込むように、はためいています。 ふと気づくと空いているスペースにティピがたったり、 そのティピに誰かが布を貼り、誰かが飾り付けをして、誰かが絵を描いていく。 誰かが暗いと思えば、 誰かが明かりを灯し、 誰かがシェードを創ります。 みんなが笑顔で創り、 みんなが嬉しく思い、 みんなで楽しむ。 色とりどりなカラフルで染まった空間は 優しくて楽しくて、そこに本当にいっぱいの人たちが、笑顔で居るんだもん、 そりゃ凄いよね。 そんな世界があるんだよ。 本当にあるんだね。 そんな素敵な国で、僕は大切な音を出せたことを誇りに思います。 no.9 orchestraとしては [ 9-9-9-9-9.com ] リリース後、初ライブ。 そして、新メンバー、ギターの伊藤くんも参加して、 産後のピアニストayaちゃんも復帰後の記念すべきライブでした。 僕はいつも通り、特別な想いを持って、 ライブ前には本当に高まるものがあったなぁ…。 会場には hirokiはもちろん、オーガナイザーのテツヤもヨネも、 メインのHACHIのメンバーYoguたちも、 ジャケットを撮影してくれたminaも、 映像で参加してくれるmichiくんも、 レーベルの拓郎とACOちゃんも、 京都から駆けつけていたタロちゃんとテっちゃん、 CAMPSには欠かせない人、創り人nejiも、玄さん家族も、 パーティーに欠かせない大好きな友人達、momi、mikiと翼と飼い犬のソフィー、もっち、きもと、Pさん、ナフもカブもマガリさん夫妻も、栃木チームのあくたろう&モンチにかわいい亘と8ヶ月の娘に、pannaとせいじも、 出店を手伝っていたmieも友達のスミレちゃんも、 ティラキタのウメさんチームも、 9-9-9-9-9.comのWEBを創ってくれた大石さんたちも、 12月に僕らがライブをする時のオーガナイザーたいどうくんも、 昔から一緒にバンドをやっていた大臣と奥さん、それに俺たちがカバーしている曲 [ i hope ]から命名してくれた一人娘の華音(カノン)ちゃんも。 テントの目の前でライブペインティングをしていたゲンメイもtakaoくんもいたし、 PePeに出演していたKenkouくんも、 あと、仕事を終えて駆けつけてくれたorchestra二代目ギタリストの工藤君も、 とにかく大好きな仲間が一杯居たね。 それほどCAMPSという世界は愛されている。 ライブが始まって、目の前にみんなが居た。居てくれた。 本当は忙しいはずのhirokiも目の前に居た。 michiくんはわざわざorchestraのライブのためにスクリーンを張ってくれた。 嬉しかったよ。 ライブ前に来れなかった人たちが、メールをくれた。 僕がライブをたった1回のスペシャルなものとして考えていることを知ってくれている人たちだ。 愛するメンバーが8人。 ひとつの生物みたいになって音を出す。 スタジオでは『合わせる意識と思いやり』をテーマに練習してきたね。 曲の感情表現も、難しい演奏も、一人では出来ないから、 みんなで音を重ねていくんだ。 会場と人に感謝して、 音楽に感謝して、 思い切った演奏を聴いてもらいたいと願って、 ライブは始まった。 今後のツアーがあるので、曲名や曲順は書かないけど、 新曲[ LAST SONG ]は大切で難しい曲。 とにかく心がこもっていたと思います。 ステージから感動してくれているお客さんの顔が見えたとき、 この曲の意味を、初めて理解した気がしました。 音楽って素晴らしい。 音楽が、僕の今を明確に伝えてくれている。 それは僕の思い込みかもしれないけど、 そんな気がしました。 ラストまでの一時間、あっという間だったけど、 色んな想いや出来事が溢れ出して、 これがライブだって思ったんだ。 だから「次に頑張ればいいや」っていう考えは嫌い。 これからも1回のライブに全てを注いで、 心を込めて演奏して、誰かに届くように演奏していこうと思います。 ライブが終わって、一人で会場を見渡しながら、 内心、もの凄く放心していて、ノスタルジーにかられて座っていたとき、 そっと来て、横に座ってくれたminaに感謝。 通り過ぎる人の笑顔を見て、 ただただ「campsすげーなー」ってつぶやくだけの時間。 日曜のファイナルで、どうしてもまだそこに居たくて、 月曜まで泊まることにして、 温泉に行きました。 ようやくさっぱりして、キャンプ場に戻ると、 月の光に照らされた霧が大きな光の輪っかを創りだす現象が見れました。 「月暈(つきがさ、げつうん)」などと呼ばれるそうです。 あそこに居てくれた人、ありがとう。 CAMPS、ありがとう。 hiroki、本当にありがとう。おつかれさま。 とてもとても素晴らしかったよ。 PR ∴ この記事にコメントする
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electronicaを中心に作品をリリース。同時にCM音楽やVP,webなど多様なサウンドデザインを生業とする。音楽と植物をこよなく愛し、美味しい珈琲と日常とゆとりを大切に過ごしています。
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